越境の種類と越境している不動産のリスクを解説!

不動産売却時や購入時には、多くの不安をかかえている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、不動産所有者や購入者が越境問題に直面した際にどうすれば良いのかについて解説します。
この記事を参考に、越境問題を解決しましょう。
□越境問題とは?どんな種類がある?
越境問題とは、隣接する土地間で生じるさまざまな問題のことをいいます。
ここでは、どんな問題が越境問題なのかについて解説します。
1:建物の越境
建物の屋根や雨どいなどが隣地にはみ出している場合、売却時に問題が発生します。
越境しないように設計していたとしても、実際に建ててみると越境してしまうことがあるのです。
2:エクステリアの越境
エクステリアが隣地に越境している場合も、多くの問題が発生する可能性があります。
例えば、塀やフェンスが隣地に越境していると、その土地の所有者との間で紛争が生じることがあります。
3:樹木の越境
隣地に越境した樹木は、特にその枝や根が関係するトラブルが発生してしまうかもしれません。
枝が隣地に伸びている場合、その剪定を巡ってトラブルが生じることがあり、法的な問題に発展するケースもあります。
根の越境に関しては、目に見えないため気づかないことも多く、発見された際には複雑な対応が必要になることがあります。
4:給排水管の越境
給排水管が越境している場合、新たな建築や売却時に問題が生じます。
給排水管の越境は、地中に隠れているため、問題が表面化するのはその存在が明らかになった時であり、その時点で迅速かつ適切な対応が求められます。
□越境している不動産を所有するリスク
越境が発覚した際には、法的な紛争に発展する恐れがあり、場合によっては損害賠償請求や訴訟に発展する可能性があります。
例えば、排水溝や水道管、ガス管など、地中の設備が隣地に越境しているケースでは、故意ではなくとも、法的な問題に発展するリスクが高まるのです。
また、越境により、隣地所有者との関係が悪化し、和解が困難になるケースもあります。
このようなトラブルは、単に人間関係が悪化するだけでなく、結果として法的な紛争へと発展する可能性もあります。
越境が原因で隣地所有者から土地所有権を侵害されていると訴えられ、損害賠償を求められる事態に至ることも考えられます。
そして、不動産を売る際に越境が発覚した場合は、不動産価値の減少や、適切な買い手が見つからないリスクの他に、売却後に買主が隣地所有者との紛争に巻き込まれる可能性もあります。
□まとめ
越境問題は、不動産売却時、購入時になって初めて気づくことが多い問題です。
そのため、越境に関する正しい知識を持ち、適切な対処法を知ることが重要です。
この記事が、越境問題に直面した際に、みなさんが不安を感じることなく対応できる手助けになれば幸いです。
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