共有名義のマンションを売却する際に必要なものとは?

共有名義のマンションの売却では、一般の売却とは異なり、特有の注意点があります。
それは、共有者全員の合意形成が売却時に必要であることです。
今回は、共有名義のマンションの売却方法と、売却時にかかる費用と必要な書類について解説します。
□共有名義のマンションの売却方法とは?
1:全員の同意を得て不動産全体を売却
共有名義のマンションを売却する際、最も一般的な方法は、すべての共有者が一致団結して不動産全体を売却することです。
この方法では、全員の意見が一致すれば、売却までスムーズに進みます。
しかし、共有者全員の同意を得られなければ、売却は非常に複雑になってしまいます。
2:自分の持分のみを売却
別の選択肢としては、売却を望む共有者が自己の持分だけを売却する方法があります。
ただし、この方法を選択する際には、売却価格が市場価格よりも低くなるリスクがあることを理解しておく必要があります。
3:他の共有者に持分を買い取ってもらう
他の共有者に自分の持分を買い取ってもらう方法もあります。
このケースでは、売却先が明確なため、プロセスが比較的スムーズに進むことが期待できます。
しかし、買取価格については、共有者間で合意に達する必要があり、交渉が伴うことを覚悟しなければなりません。
□共有名義のマンションを売却する際にかかる費用と必要な書類
*かかる費用
売買契約の際には印紙税が課され、この税額は売却価格によって変わります。
500万円を超え1億円以下の売却額の場合、5千円から3万円程度が目安です。
また、不動産登記に伴う登録免許税も発生します。
こちらは、不動産1件ごとに1,000円が必要です。
さらに、売却手続きをスムーズに進めるためには、司法書士に抵当権の抹消登記を依頼することが一般的で、その報酬は5千円から1万円が相場です。
そして、不動産会社を介して売却する場合は、仲介手数料が必要となり、その額は売却金額によって異なります。
*必要な書類
必要な書類には、所有権を証明する権利証や登記識別情報、土地の境界を示す土地測量図や境界確認書が含まれます。
共有名義であるため、共有者全員の同意が必要であり、それを示す書類も必要です。
また、身分を証明するための身分証明書や、契約書に押印するための実印と印鑑登録証明書も忘れないようにしましょう。
□まとめ
共有名義のマンションを売却する方法は、不動産全体を売却する方法と持分のみを売却する方法があります。
売却する際には、印紙税や仲介手数料がかかること、また権利証や身分証明書などが必要であることに注意してください。
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