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不動産を売却するタイミングはどう見極める?

不動産を売却するには、売れやすい適切なタイミングがあるのをご存じでしょうか。
実は、不動産の売却価格は立地や築年数だけでなく、時期によっても大きく左右されるのです。
ベストな売却のタイミングを見極めるポイントを解説します。

□不動産売却のタイミングを見極めるには?

不動産の売却タイミングは、季節、築年数、税金、という3つのポイントを押さえるのが重要です。
売却価格を高くすることはもちろんですが、税金を差し引いた額も最大であるか見極めましょう。

1.2月3月が高く売れやすい季節

新生活に向けて準備を進める2月、3月は新居への住み替えを検討する方が増えるため買い手側にとって好条件で売却しやすい季節です。
実際、一年間の中古マンションの成約状況を見てみると、2月3月が最も契約数が多く、そこから右下がりになっています。
5月、6月に売り出すのであれば翌年の初春まで待ったほうが売れやすいですよ。

2.築15年以内が売り時

築年数の経過と不動産の価値は反比例するため、早く売れば売るほど売却価格は高く設定できます。
中古建ての場合、築15年を超えた辺りから資産価値が急激に下がり、20年ほど経過すると価値は0に近くなります。

一方、中古マンションは築2年までは価値の下落が最も激しく、その後も少し勢いはゆるかになりますが価値は大きく下がっていきます。
特に築15年を過ぎると購入希望者を見つけるのが困難になります。

3.購入後5年以上は待つ

不動産の売却額が不動産の購入代金と経費を差し引いてもプラスとなる場合、譲渡所得税が課せられます。
この譲渡所得税は、購入してからの所有期間によって税率が異なります。
所有期間が5年以下の場合、税率は40%近くに上りますが、5年以上経過すれば20%近くまで落ちます。
さらに、10年を超えると軽減税率が適用されるため税率を14%にまで抑えられます。

□2024年はマイホームの売却に適しているの?

2024年の8月に日銀が公表した金利の利上げによる物価下落が懸念されているため、2024年は家の売却に適しているといえるでしょう。
金利が上昇すれば、お金を借りにくくなるため買い物を控える消費者が増え、物が売れにくくなってしまいます。
そのため、売り手側は商品の値段を下げなくてはなりません。

不動産にも同様のことが当てはめられ、金利の上昇により売却価格を下げなくてはならなくなる前に不動産を売ってしまうのが賢明です。
つまり、高値で売れそうな2024年のうちに売却しておいたほうが得ということです。

□まとめ

不動産を賢く売却するには、中古の戸建てやマンションが売れやすい時期や築年数を考慮することに加え、所有してから5年待つことが大切です。
売却まで焦る必要のない方は慎重にタイミングを見計らうのがおすすめです。

東大阪市周辺の不動産を売却予定の方はぜひ当社にご相談ください。

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